初夏
麦は伸び 風は花の香
天塩岳は標高が1,558mのなだらかな山で、登山口から山頂までの標高差がおよそ800m、片道はおよそ5km、前天塩岳を廻って下るコースで10kmから13kmの距離を歩く。規模はそう大きくないのに、なぜか途中に山小屋があるので朝夕の風景を撮りたい人にはありがたい…
あちこちから流れ落ちる雪解け水が集まって大きな流れになっていく、ここは天塩川の源流となる山。 沢の周りに咲く花はエゾノリュウキンカ。 途中、桜が咲いていた。
天塩岳登山の途中、左手の山は前天塩岳1,557mくらい。 積乱雲はそれより遥かに高く巨大。そしてこっちに来ない限りは楽しく眺めていられる。
風待ち
日が暮れるまでのひとときを 渡る風に花の香り
一日中雲ひとつない見事な快晴で、暑いという言葉が出る気温。近隣の田植えは数日中に終了するだろう。
25日に突然暖かくなって、運転初心者がクラッチミートに失敗して車をガクガクいわせながら発進させる…そんな感じで初夏が始まった。どうかこの先は順調に走りますように。 明日から6月、正直半信半疑(笑)
仕事が一山越えた日の帰り、まだ明るいので寄り道しながら帰る。 夏に時々太陽柱(=光柱、サンピラー)が見られる道北でも、これだけくっきり見える日はなかなか珍しい。 今シーズンは雨が少なく、散水している畑があちこちに。
崩れる予感の空の下 6月にしては寒い日が多くて、でもまあ道北だしなと何となく納得しつつ過ごす日々。
忘れる、忘れる 忘れる
「ここからなら街並みも入れられるだろうか?」と予測して行った場所は枝葉に蔽われていて、街は見えるけれども月は見えず、それでもiPhoneのコンパスはその方向が真東を指しているので、さらに天体サイトで月が昇る詳しい方角をと検索している最中になんと…
ついこの間桜が咲いたと思ったら あっという間に田植えが終わり 水田を渡る風はまだまだ冷たくて あの田んぼくさい匂いもしてこないけれどたぶん 季節は夏に入ったのだと思う。
街の灯より空の方が明るい20時。 夏至をすぎて初夏といえるのかどうかというのはさておき、いまだ「夏の気配」だけが見え隠れする日々。
平地のタンポポはほぼ終了。 畦道、道路脇では草刈りのシーズン。
ひさびさのバイクで行った旭川からの帰り、ちょうど空があちこちでゴロゴロ言って降り出していたのだが、雲の動きを見つつ林道へ寄り道などをしたら、上手い具合にさっきまで土砂降りだったというところばかり通って、一度もカッパを着ずに帰宅。 その寄り道…
月と日と
菜の花の黄色 菜の花は茎がアブラナ科特有の深緑色で、思っているより嫌な感じに花の黄色とのコントラストが強くなるので、自宅に帰ってPCで開くと目が記憶する風景とのギャップに悩まされる。とりわけ逆光だとその傾向が強いので今回はなるべく順光気味で。…
あちこちで田植えが終わる頃 道北の短い夏がようやく始まる…ことになっている。 日中は半袖「でも」*1過ごせるものの、日が暮れると10℃以下になる日がつづく。 *1:長袖のシャツでも苦にならない
ルピナスの青紫 開け放つ夜の窓からゆるやかに入り込む香り
実りを望める夏でありますように
芝桜 風に圧縮されるのか知らないが時々、胸が痛くなるほどの花の薫りに包まれる。
ここ数日で急に暑くなってきた。 虫よけを持たずに出てきたことを後悔。
暮れに車を変えたせいか、いつまでも暖かくならなかったせいか、ズルズルと撮影行を車で続けていた。なにより「光待ち」の時に風や雨を気にすることなく待機できるし、脚立が積めるし。しかし先日窓を開けて車を走らせていると、使い古したテント特有の、た…
この日は稚内にしては暖かだったそうだが、夕方の風は車が揺れる強風で、冷たくて、薄いウィンドブレーカでは役不足だった。 あ、行ったのは5日土曜日。
宗谷岬へ到着して、樺太を望む海や間宮林蔵像を眺めた後でひょいと陸地を振り返ると、土産店に隠れて見えづらいが展望台へ上がるやや急な坂道があるから、そのまま車やバイクで上がっていって、展望台には目もくれずにどんどん奥へ進むと広がるのがこの風景…
昼が一番長い日の20:00