今日の富良野


041229

こんな日に限って「フラノ」は冷え込んでいて、顔が冷たすぎて頭にキーンと来るので、スピードに乗って降りられない。午後からスクールを受けるというのに、これではウォームアップじゃなくてクールダウンですがな・・・

は?北海道人のくせにスクールを受けるのかって?そうですが何か??え?そんなことせんでも滑れるだろう?いやもちろんパラレルもウェーデルンもできるよ♪でもそれは楽しみながら覚えた自己流であって技術選やバッジテストに使えるような代物じゃないんですよ。

その辺を云々言ったら大学デビューしてシーズンの度にスクールを受けてバッジテストを目指している方の方がよほどきれいに滑るかもね。スキーは散々滑っているけどカービングは新しいものなので一度ぐらいは習うベ、な。

ていうのは建前で、スキー雑誌に載っているような、極く自然に手や腰をゲレンデに触れながらキューン!っとアグレッシブなカービングを決める中年男ってスゲー恰好良いぞ!!これからわぜひともそういうおやぢにならねば!というのが本音。

スキーに限らず何でもそうだが「人から教わる」のが上達の最楽ライン。なかでも客観的な視点から「あんたのここが変。ここはこれこれこういう理由で、こうやるんだ」と数箇所指摘してもらえればそれだけでも金を払った価値があるというもの。加えて普段疑問に思っていた事や教わって出てきた疑問を余さず講師に質問すれば「お得」感が出てくる。「先程やったあれは、こういう解釈では違うのですか?」それに答えてくれるのが講師である。だからリフトやゴンドラでも講師の隣に座って「小うるさく質問する客」に徹する。



「何か質問はありませんか?」と聞かれるとフッと消えてしまいがちだが、教わる中で感じた「違和感」は「疑問」として口に出そう。たいていの講師は聞かれるのを待っているのだよ。

左はゲレンデから頂上を撮影。

高校生の頃は頂上から勢い良く降りていったもんだが、人が増え、周囲の動きも見渡せる様になった今はやたらなスピードは恐ろしくてできん。

15時にスクールを終えて、着替えたり買い物したりして道楽館についた時には、すでに真っ暗。道楽館へ向かう国道脇の道路は夏も分かりづらいが冬の夕暮れになると非常に見つけづらいので明るい時間帯に到着する事をお勧め。としさんはとっくに着いているかと思いきや、まだ。

本日同宿になるのは「がらくたBOX」としさんと「永久ライダーの軌跡」北野さん。

北野さんとはネット上でもつきあいが無く、今回まったくの初対面。それでも同じ食事を囲んだり酒が進めば打ち解けてくるもの。宿の主sottoooさんや隣の「ひつじの詩」直子さんも一緒に北野さんの北海道ツーリング話に盛り上がる。不思議とさまざまな出会いがある北野さんの旅の話はとても面白い。サイトにも載っているのでぜひどうぞ。

北野さんの話が面白いのでとしさんと話す予定だった「アフリカツインのスプライン」の話は結局できずじまい。また今度という事で。

ところでとしさんと北野さんと俺は年齢が一緒・・・・聞いてきたもの目にしてきたものが似通っているのでマンガや流行歌などもそこら辺で盛り上がる。そこから派生して少々際どい話になったがまあ、あの、オフレコ話ってことでおながいします。



翌日は近所でスノーモビル。


新雪が覆う雪原に入る寸前。この後すぐに地獄が待ち受けてるとも知らずに陽気な面々。

練習のコース走行もそこそこに新雪エリアに入ったのが災いしたのか、あまりにも雪がふかふかすぎたのか、4人が4人とも上り斜面でスタック。スコップを持ってきてもらって、レンタルの時間をほぼ全部、雪を掘ってスノモの向きを変え、斜面から脱出するのに費やしてしまう。

雪掘りに4,000円・・・・・



午後、sottoooさんは買い出しに。

俺はとしさん、北野さんの乗る車をナビゲートして旭川のラーメン屋に。上富良野から旭川市内までさして遠くは無いのだがあいにくのブリザードで前が見づらく1時間半かかる。

今回案内したのは「橙や」本店:旭川市10条22丁目。R39を旭川市内9条19丁目で曲がるのだがそれが「10条通り」なので少しややこしい。


10条通りは別名「動物園通り」とも呼ばれていて、とにかくこの道を道なりに走って東旭川も越えて行くとやがて、いま日本で一番元気な動物園「旭山動物園」にたどり着く。

話を戻して、ここのチャーシュー麺はボリュームがすごいので注意。5ミリ〜1センチ近い厚みのチャーシューが5切れも付く。道楽館でたっぷりの朝飯を食べた事を忘れて、うっかり注文したので不覚にもチャーシューを1枚残す。「橙みそ」と「梅しおとんこつ」がお勧め。

としさん、北野さん。また遊びましょう♪夏は別のラーメン屋を案内しますね。

とまあ2004年最後の「今日の道北」でした。