今日の物件



スッカラカンになったダムの底に立つ。
農業用ダムだから用が無い時期は空っぽになるようだ。


目を転ずれば、本日の赤錆物件♪
だがその前に手前の道路跡、極く最近車が通った痕跡があるじゃないか!


てことでダム湖底探検ツアー画策中・・・
入り口らしきところを見つけたけど時間がなくて未確認。
・・・・・入り口というのはバイクで湖底に侵入するための入り口の事ね。

ではどうやってここまできたのかというと以前同様、この廃墟にほど近い湖畔の林道から徒歩で降りてきたのだ。


建物に対する窓の大きさが異様に小さく、以前から「刑務所の類いだったのだろうか?」とずっと気になっていたのだが、恐る恐る近寄ってみてようやく理解。

この建物は、縦割りに4つの部屋に別れたただのサイロだったよ(なんだつまらん)。昔は屋根がちゃんとあったのだ。各部屋は上から下までボーンとつながっていて、牧草が貯まってくると2階の窓から投入して、さらに貯まると3階、4階と、どんどん詰めていくやつ。


ダムが完成したのは1985年。それ以前まではけっこうな規模の牧場だったらしい。



このスコーンと向こう側へ抜けて空が見えている部分♪

廃墟のこういうところが一番好きだ。
一番下の開口部は、うっかり貞子が出てきてもおかしくない雰囲気。だがかまわず覗いてみるのだった♪

中は地面よりも深く掘り下げられ、取り残された湖水が廃墟の内側を写していてきれい。

もしや、熊や鹿の白骨でも落ちていないかと4部屋全部のぞいてみたものの見つからない。残念だ。熊のスカルは欲しいものの一つ。


でもあれだ。仮に見つけたとして、中に入ってじゃぶじゃぶしているところを誰かに「何してんの?」とか声をかけられたら、びっくりして心不全で倒れてしまうかも知れない。(なんだかんだ言って一人でこういうところを探索するのは恐いという事)


ってことで。この廃墟が何なのかわかって満足♪