仙法志御崎公園は…なんていうか天然の?水族館。
こんな物わざわざ水族館として作ったのかいな?と聞けばそんなことはなく、昔は獲ってきた鰊を、出荷まで生きたままここへ保管しておく生け簀だったそうな。波で常時海水が入れ替わるからポンプなどの手間いらず。エコだ。
今現在ゴマフアザラシが2頭。管理しているお店で餌を買って近づけばつぶらな瞳で出迎えてくれる。しかしカメラしか持っていない俺のような人間を見ると、このようにがっかりした顔をする。
海が荒れる日は手前の家族のところまで波が来るので、生け簀の中から逃げてしまうのだそうな。自然をできるだけそのまま利用するタイプのエコというのはいろいろ大変だよな。
してアザラシがいなくなったらどうするかというと、だいたいうまい具合に網にかかったアザラシを漁師が持ってくるので特に困らないそうな。
ところでこの水族館を管理するお店*1、民宿もやっていて「そこら」(!)で獲れた、こぶしほどのでっかいイガイなども宿の食事に出す様子…
イガイ=ムール貝が好きなひとはワインを持っていって泊まるといいかもです。
*1:名前を忘れた