今日のギター

5月19、20日に東京はすみだ産業会館サンライズホールで行われる「TOKYOハンドクラフトギターフェス2012」に和寒の小田島ギターさんも何点か出品予定。
今回の出品作で一見の価値があるのが、こちら。

白蝶貝から切り出した桜の花びらがインレイされているこのギターはなんと、サイドとバックに樹齢が最低200年はあるらしい染井吉野が使われていて、それだけでも珍しいのにさらに虎目が浮かび上がっているという超レア物。染井吉野の歴史を知っている人にとっては本当にこれが染井吉野なのか?と非常に難しいところらしいのだけど、少なくとも端材を削って燃やして出る煙の匂いは桜のもの。(ベーコンを作ったことがある人なら分かるよね)。染井吉野でなくても桜を使ったギターというのはそうそうお目にはかかれませぬ。

フラットトップ(アコースティックギター)や専門のアーチトップの他、ボディのバック(背板)だけアーチトップと同じ手法で作られたフラットトップなど、いったいどんな音なのか楽しみなものばかり。行ける方はぜひどうぞ。

TOKYOハンドクラフトギターフェス2012→

小田島ギター→