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今日の暑寒別岳3


雪が増えてきた。気温が低いのと雨が降った後らしく、雪は固まっていて歩きやすい。
差し込む陽の光と雪と自分を結ぶ角度がいい関係になると、虹色にキラキラ。メガネを外すとなお良い(笑)

七合目を超えると麓から見えていた白く凍結した領域に入って、同時に見晴らしがよくなる。下界はおおよそ「秋」。遠くに見える市街地は留萌市

向き直れば、ここから雪山が始まる。
実をいうとアイゼンやスノーシューをもってこなかったので山頂まで行く気はあまりなかった。トレッキングシューズで危うく感じるようになったらやめて、写真だけ撮って降りようと思っていた。いたのだけどしかし、普通の靴で進む誰かの足跡が続くのである。つまり登れるのである。「しょうがねぇなぁ」とニヤニヤしながら進む。
入山時に先に山へ入った人がスノーシューを履いて戻ってきた。
「こんちはー。この先どんな感じでした?」
「雪が固いわー。アイゼンとか無いとちょっとつらいかも。でもブッシュを上手くたどれば登れちゃうよ?足跡着いてたし。」
「あー…登れちゃいますかー」ニヤニヤ
「がんばんなよー」ニヤニヤ
ただまあ、こうした事を言えるのも今日はずっと天気がいいとわかっているからであって、帰るときのために見渡すと、とにかくいちばん高いところをめざせばいい登りと違って、下りは吹雪いたらどこへ降りていけばいいかまったくわからなくなりそうな地形なので、要所ごとにGPSのログを取って進む。*1

*1:古いものなので地図が入らない、座標しか表示しないGPSなのだった