今日のアンギラス


充分明るくなったのでニセイカウシュッペのルートからそれて、今回のオプション「アンギラス」へ向かう。
ニセイカウシュッペを調べるうちに浮上してきたこのアンギラスは、軍艦山と言うそうだが地図では無名扱いで、怪獣アンギラスの背中みたいという事で通称のアンギラスの方が通りが良く、山としても人気が出てきているのだそうな。右下にいる人との比較で大きさが伝わるだろうか?
テント泊していた壮年の夫婦としばらく話をして、夏場のクマは余り高いところには来ないと教わる。

通る人が少ないせいなのか道は見え隠れし、ハイマツの間を縫うようにして進む。今回、ちょうどハイマツの花が開花している時にぶつかったらしく、枝を揺らすと大量の花粉が飛散するのでケホケホ言いながら通るハメになる。山頂からの眺めは大変気持ちがいい。

アンギラスは稜線が鋭く切り立っていて、登るのはちょっと怖い。
今回はアンギラスの向こうへ抜けるつもりがないので、途中からザックを下ろしてカメラだけを持って山頂へ向かう。山頂で頭上に掲げてパチリ。魚眼でこういう事をすると腕がやたらと細く見えるな。

てことで無事下山。この山は大変気に入ったので、また登りたい。