一番乗りした雨竜沼湿原は今まさに雲が降りてきて晴れ間を隠し出したところ
だもんで、行程は概ねこんな感じ
去年あれだけ咲き誇っていたエゾカンゾウが全く見られない。
開花時期が終ったにしては見事なくらい無さ過ぎたので降りてから管理人さんに聞いたらば、6月の霜で今年は全滅だとか。他にも花は咲いていたけど全体として荒涼とした緑がひろがる。食虫植物も探そうとしないと見つけられない。
今回のハイライトは木道に鎮座するヒグマの糞。
ここ数年、雨竜沼湿原周辺で増えていて、湿原内が住み処の熊が2頭だか3頭だか。特に湿原奥の南暑寒別岳へ向かう分岐周辺は確実にいる場所で、この場所からしばらくは何かにじっと見つめられている気配があって大変にスリリング!
糞はざっと観察したところ「草のみ」甲虫の羽などは混ざっていない。
木道わきも掘り返した跡があったり、川に沿ってミズバショウの根っこを延々と掘り起こしていたりと、生活の痕跡が濃厚。
ミズバショウを掘り起こすのは珍しいそうな。根っこが美味いのかいな?
また行こう。
登山ルートでピンクのヤマアジサイ(?)が咲いているのは1ヶ所のみ。