2014-01-01から1年間の記事一覧
顔に突き刺さる雪の痛さに体を丸め
これからしばらくの間こういう写真ばかりが続きます。そのうち撮影環境も披露予定(機材がみすぼらしいので気が乗らない)
郊外の道の歩道をすたすた歩くキタキツネ。クルマを止めてあわててカメラをかまえる人間に目もくれず「交通の流れに注意して」道路を横切っていった。 横切るために立ち止まったところ。
大気という名の湖の底 ll
東雲湖はすでに凍結していて、60kg越の人間がその上を歩ける状態。 氷の上を風が雪を掃くように渡り、雲の影がゆっくり移動していく。寒さ対策をして、時間が許す限り佇んでいたい風景だった。
然別湖。噂では奥のほうで薄く氷が張ったという事だったが…風が強くて湖面はさざ波、気温もさして低くなく「凍ってるって?何が?」といったところ。 気を持ち直して次の目的地、東雲湖へ向かう。東雲湖へはこの然別湖の南(右)湖岸を延々歩いていって上の…
士幌町から西へ伸びる国道274を北へ逸れ、然別湖へ至る道道85の途中にある「扇ヶ原展望台」より。帯広市と周辺の町の明かりが広がる。 きっとここは雪が積ってからの方が撮り甲斐があるな…
雪が降り出すとなんとなく振り出しに戻ったように勘違いしてしまう。 季節は巡るのみ。日々の営みは進み行くのみ。
先日の雪は溶けて、次に降る日までの猶予期間的な重苦しい霧の朝
刈り取ったあとはそのまま翌年まで放置される事が多いそば畑
19日日曜日は雪で真っ白になった大雪山系をいつもと違った山から眺めたいと思い立ち、愛山渓温泉から永山岳を目指す。 北海道上川郡上川町愛山渓 永山岳 - Google マップ 目指したものの、時間切れで敗退。向こう側に見えているのはたぶん当麻岳。 雪がまだ…
里山の紅葉はそろそろおしまい。雲は厚く、風は冷たい。
その日(12日)、山で泊まったのはもう一人いて、その彼がいうには「さっき山頂まで登ってきたのだけど、テントを持たないのにこれから山頂へ行くという男とすれ違った」 天狗岳辺りから山頂へは速くて一時間半。行って帰って3時間。14時にすれ違ったとして…
テントが中身ごと吹っ飛んでしまいそうな風の中、ニペソツの山頂には雲がかかる。 翌日も風が強すぎてその上霧に覆われて、山頂までのラストステージは断念。
matière
地球の影に入りきったように見えるものの、上部になお太陽の光を残す。そのお陰で球体が空に浮かんでいる感がすごい。 右側には天王星。月よりも大きい天王星がごみ粒のようで、この二つの天体の間の距離は数値で解ったとしても、自身の中にある距離感として…
たまねぎ収穫中。トラクターの向こう側は緑肥にするためのひまわり。 ※許可を頂いて撮影しました。作業中の人を撮る時は許可を頂きましょう。畑はよその人の土地です。自由に出入りしていい公園ではありません。収穫が終って更地になったからといって勝手に…
やってきて 去ってゆく ただただその繰り返し。
ロープウェイ姿見駅から旭岳-裾合平一周コースは全長12km近く。距離は長いが先に旭岳から攻めればあとは辛い登りがなく裾合平は平坦だし体力的には楽なコース。 旭岳を越え、中岳分岐を裾合平へ下ってゆくと紅葉の季節はこのような風景が広がる。 人の大きさ…
9月中ばの連休は最終日に友人二人と旭岳へ。
ほどなくして強い雨が降り出す。
見れば見るほど何か別のものが宿っているかのような表情で、これはキツネだという認識がゆらいでしまう。
ここ数年、計ったように9月の初頭に出現していたのでてっきり羽化と日照時間とに深い関係があるのだろうと思い込んでいた楠蚕(クスサン、樟蚕とも書く)。今年は10日程早く出現したので日照時間はたぶん関係なく、初夏から夏にかけての気温で成育が左右され…
8月の終り、市の博物館の企画で星空の撮り方講座を開いた日。夜が更けるとともに星空はどんどん冴えていって、市が付けた名所の名の通り「満天の星の丘」に
R275を母子里の信号から朱鞠内湖へ少し行ったところ。日が暮れると同時に何かがため息をつくように、ふわりと霧が吐き出されて留まるところがある。
残暑お見舞い申しあげます。
このところ天気が良くない道北。台風の影響で前線がうろうろするなか、たまさかの晴れ。明日から本格的に台風の影響下へ。
柄杓は地上の光を汲み 士別市朝日町 岩尾内ダム