6日朝は2時間山頂で粘って、すぐそばにある本当の最高峰、南峰（立入禁止）やロウソク岩がかろうじて見えた程度。
山頂はイブキトラノオ満開。駆け上がってくる湿った風は、途中ですくい上げてきたいろんな花の甘い香り。
山頂で出会った方がすごい人で普通のひとが6時間はかかるこの山を3時間半で登ってきた。聞けば登山歴40年で、７月半ばに北海道入りし、羊蹄山1898mなど百名山にカウントされる北海道の名だたる山をほぼ毎日一山のペースで登って利尻がラスト、これから駆け降りて13時のフェリーで礼文に渡るのだと笑っていた。ひえー…
こんな山頂でツバメが虫を求めて飛んでいる。
名残惜しいが下山。8合目まで降りて振り返る頂上は雲の中。
またいつか晴れる日を狙って登ろう。
ところで利尻岳は、ハイキングのノリで登れる山ではありませぬ。↑のようにすれ違い禁止、右のロープからできるだけ離れて歩くことを推奨されるような場所もあり。安全な位置からここを見ると右のロープの下はかなりえぐれていて、近い将来崩落しそうな感じだった。
下調べと体作りは怠りなく。
翌日。山頂は再び晴れ上がる……щ(ﾟ曲゜щ) きぃ！
