今日の湿原3



水面はエゾヒツジグサが咲きだす頃

浮島湿原の「浮島」たるゆえんが「沼にこのような島が大小70個はある」という話なのだが、ここ数年の浮島湿原を検索してもどうも昔の話のようで、初夏に極端に雨が少なかった今年は特に島が全然見当たらない。ざっと見渡して、もっとひたひたになっていれば島だらけなんだろうな・・・というのがわかる程度。
いつかこの湿原の本当の姿を拝みたいもんだ。

エゾリンドウはこれから周囲の草が枯れるにしたがって、どんどん目立ってくるという話。
お?昼も近くなって南側の入り口からどやどやと人が上がってきたな・・・・こっちゃもう回り尽くしたんで下山するかな。南側から上がると緩やかに1.6km歩くそうで時間的にはどっちから入っても変わらず。
参考までに・・・南側はチップの敷かれた快適なハイキング道。北側はホントに登山道で朝の早い時間は露でびしょびしょになる。*1

何となくわかってきたす。
湿原が楽しいのは・・・花が咲いていたり、ヤンマが飛び回っていたりの普段見られない自然があるのもそうだけど、本来入れないような場所を歩いているという気分を盛り上げてくれるこの木道。これがあるから湿原が、触れられない特別なエナジーに満たされている場所に感じるんだな。
と、人が来るまで気が付かなかったけど、やはりこの場所に自分しかいない間の独り占め感。これはけっこう大きいすよ♪
なるべく早朝か夕暮れ時にここで過ごす事をおすすめ。*2

*1:つまり俺がそうなったというお話

*2:熊いるけどな