今日のアーシング

去年、夏前に配線をしてずっと様子を見てました。実験対象はアフリカツインとスターレット。今回重視したのは「プラグの火」。「アーシング」なんだからプラグホールからバッテリーのマイナス端子に接続されるまでの配線の「電気抵抗」がゼロになれば良いわけだが、 アフリカツインの場合、プラグホールと・・・・

○クランクケース後から伸びているもともとのアース線→そもそもが低抵抗。

○テスターであっちこっち調べて決定したバキュームゲージ取付穴から配線→これまた低抵抗。

なわけで、エンジンのレスポンスに敏感なジムカーナライダー(のはしくれ)が体感できる効果無し。良く聞かれるシリンダーヘッドカバー取付ビスは俺のアフリカツインでは高抵抗値だったので除外。



それに反して「おお!」っと驚くほど効果があったのがスターレット
たった1本適当な場所からバッテリーに配線しただけでアイドリングから吹け上がるまでの音がきれいになり振動が減る。さらにこの冬マイナス20℃以下を2回経験しているのだけど2回ともすんなりエンジンがかかった。以前は何回か時間を空けてしつこくセルを回し続け、バッテリーが上がったりしていたから、これははっきり「効果的な配線」だと自信を持って言えます。


アフリカツインとスターレットの配線におけるさまざまな条件を考慮した結論を言うと、「少なくとも俺のアフリカツインには体感できる効果は無かった。プラグホールともともとのアース線の間で導通が悪いバイクにはきっと効果が上がるでしょう。でもそんなバイクあるのか?」だ。